ダイエットの敵はダンナでした。

約一年前に34歳で出産し、母親になった私は、出産直後はそこまで太っていませんでした。妊娠前からプラス3キロくらいで、全く気にするほどではなかったのです。しかし、新型コロナウイルスの流行が始まったことでどんどん体重が増えていきます。外出がままならなくなり、しかも4月から復職予定だったパート先のスーパー銭湯は緊急事態宣言が県から出されたことにより、しばらく休館することになってしまいました。自宅で仕事をする人や、祖父母と同居の方は保育園に子供を預けるのはご遠慮くださいとの通達が市からも出され、私は家に子供と閉じこもることしかできなくなってしまいました。やっと社会に出られる、復職して大人と会話ができると喜んでいた私はストレスが極限に達し、食べることしか楽しみが無くなってしまいます。

緊急事態宣言が出されて10日ほど経ったある日、体重計に乗ってみると、なんと55キロだった体重が61キロまで増えているではありませんか。家に遊びに来てくれた友人にも太った?と言われ、ダイエットを決意します。まず、食事制限から始めました。毎日食べていたカップデザートをやめ、お昼ご飯はこんにゃくとプロテインのみにしました。朝食と夕食は主人と一緒に食べるので、今までと変えずに和食中心で量も減らしませんでした。

夜寝る前や空いた時間にスクワットや腹筋と背筋をしていました。スクワットは回数を決めずやれるだけ、腹筋と背筋は1日30回やっていました。最初の3日で2キロほど落ち、体重は59キロになりました。すぐに落ちたので喜び、これですぐに痩せられるだろう、楽勝じゃないかと甘い考えでいました。しかしその後、体重は全く落ちなくなり、58キロくらいのまま1週間体重は減りませんでした。そこで、このままでは変わらないと思い、ジョギングを始めることにしました。最初に少しお高めのトレーニングウェアを買い、自分を追い込み、テンションも上げました。毎日子供をなるべく早く寝かしつけ、夜の8時くらいから外を走っていました。

夜のジョギングを続けるのに一番の敵だったのは夫の存在です。なぜか夫は私がジョギングするのをよく思わず、あまり協力してくれませんでした。当時子供がまだ8か月で小さかったため、夫に見てもらわなければ走ることはできません。私が「今から走ってきてもいい?」と聞くと、夫はいやな顔をして「やめたら?」「熱中症になるよ」「痩せて何の意味があるの?」といちいち言ってきました。なぜそんなに嫌な顔をするのか理解できず、そのまま流していました。ジョギングから帰ってくると、「玄関を開ける音がうるさくて子供が起きそうだったよ」といつも小言を言ってきて、気持ちよく送り出してくれたことがありません。気にしないことにして、体重計に乗ることだけを楽しみに頑張って走りました。私がジョギングを1か月続けられたのは、ジョギングをしている人が思ったより多く、夜なのに常に走っている人がいました。他の名も知らぬランナーの存在が心強く、勝手に一緒に頑張ろうと心の中で呼びかけていました。新型コロナ流行により、スポーツジムはみんな休業しており、スポーツしたくても出来ない人が想像以上に多かったようです。ジョギングを続けていると体重がするすると落ち始め、最終的には54キロまで体重が戻ったところでジョギングはやめました。

今も少し体重が増えたら食事をこんにゃくにしたりはしていますが、仕事に復帰できたので体重は維持できています。
おすすめサイト:ベルミス